
スクールソーシャルワーカーの業務効率化と支援の質の向上を目指して!
情報共有が進み、円滑に支援が進められるようになりました。
業種 | 教育 |
---|---|
お客様名 | 加西市立総合教育センター 様 |
導入のポイントと背景

導入のポイント
- スクールソーシャルワーカーの業務効率化と支援の質の向上
導入の背景や課題
兵庫県中西部に位置する加西市では、学校教育の支援体制を強化するためにスクールソーシャルワーカー(以下:SSW)を配置しています。SSWは社会福祉の専門知識を活かし、学校現場で児童・生徒やその保護者に対して包括的な支援を提供しています。様々な背景を持つ要支援者に寄り添い、時間をかけて向き合うことで、情報共有を通じた支援の質の向上を図っています。
この取り組みをさらに支えるために、e3schoolソーシャルワーカー支援システムが導入されました。本システムは、SSWの業務効率化と支援の質の向上を目指すサービスです。現場でどのように活用されているか加西市立総合教育センター指導主事にお話をお聞きしました。
お客様の声
「これまでのやり方ではや対処できない」という課題
ーーシステム導入の経緯をおしえてください。
市独自で採用したSSWは、対応ケース数の増加に伴い、2021年度に2名体制、2023年度には3名に増員。日々、児童・生徒、保護者の抱える課題解消のために奔走しています。SSWの増員に伴う対応ケースの増加によりケース管理が難しくなっています。これまでは、職員が作成した自作Excelツールを利用していましたが、記録容量が増え、保存の限界が見えていました。そこで、システム導入を決断しました。
ーー導入後のSSWの反応はいかがでしたか。
権限を持つ職員がアクセスできる情報基盤が整備され、日々の活動記録を関係者が常に共有できるようになりました。要支援者への対応は属人化しがちな傾向がありますが、一つのケースに対して複数のSSWをアテンドすることで、キャリアの浅いSSWの活動をベテランSSWが確認・サポートできるようになりました。これにより、シーンに応じた適切なアドバイスが可能となり、支援の最適化に貢献しています。今では、支援活動に無くてはならないツールと聞いて言います。
「円滑に支援が進められるようになりました。」
ーー関係する専門職との連携について導入効果はありましたか。
児童・生徒の支援で日々直接連携する機会が多い臨床心理士との情報連携も、勤務スケジュールの違いにより苦労する局面が見られましたが、加西市立総合教育センターに勤務する臨床心理士2名については、システムにアクセスすることで情報共有が進み、円滑に支援が進められるようになりました。関係他機関との支援連携の際も、システムに記録された情報を活用することで支援のスピードアップにつながりました。
ーー今後の展開について教えてください。
今後も総合教育センターに在籍する臨床心理士や校内フリースクール支援員、教育支援センター支援員、発達アドバイザーなど関係職員でシステムを利活用し、広く情報共有することでよりよい支援につなげていきたいと考えています。要支援者に対して、多様な立場から関わることで手厚い支援を実現していきます。
導入ツールのご紹介

