システム開発プロジェクトは職種の異なる様々な人がかかわっています。
最前線に立つ営業、全体を統括するマネージャー、スキルを駆使し要望をカタチにしていくシステムエンジニア・・・
チーム全員でプロジェクトの完遂を目指します。
今回はあるお客様のシステム更新プロジェクトについてご紹介いたします。
プロジェクト責任者
プロジェクト全体を統括する責任者。
豊富な経験と専門知識を持ち、多くのプロジェクトを成功に導いてきた。
プロジェクトマネージャー
(PM)
予算、品質、納期、進捗など、プロジェクト全体の管理を行う。
営業担当
自治体や教育機関を担当している凄腕営業マン。
プロジェクトリーダー(PL)
インフラチームのリーダーとしてチームを総括する。
プロジェクトリーダー(PL)
システムチームのリーダーとしてチームを総括する。
システム開発・導入担当
システム開発リーダーとして、専門性の高い技術領域を主に担当。
高度な技術力で、チームのメンバーをサポートし、プロジェクトの成功に貢献。
ネットワーク・インフラ担当
ネットワークエンジニアとしてサーバー構築・設計を担当。
入社してから複数のプロジェクトを着実にこなして急成長中。
システム開発・導入担当
システム構築や結合テストを主に担当。
入社2年目で大型プロジェクトへ初めて参加。
地域住民へ保健サービスを提供する法人様のシステム更新プロジェクトについてご紹介します。
これまでもシステム開発や保守業務などをご依頼いただいているお客様です。
今回は地域医療情報システムという、地域の健康づくりを支援するシステムの更新を担当させていただきました。ソフトウェア・インフラ・ネットワークを再構築し、お客様の業務の安定化と効率化を図りました。
CHAPTAR 01
お客様へヒアリングを実施してどのような形で提案できるかを検討します。ヒアリングした結果を基にハードウェア構成の作成、システム開発の工数を算出し、見積を作成、提示します。契約いただく前にお客様の要望を再度確認し、見積構成の精度を上げ契約します。
Y.E
(営業担当)
地域医療システム更新にあたり、お客様より提案してほしいと相談をいただきました。既存のベンダーやその他のベンダーなど競合がいる中で、最適な提案ができるようヒアリングを行いお客様の要望を確認しながら提案を行いました。
M.J
(プロジェクト責任者)
プロジェクト責任者として営業活動から携わりましたが、長年お客様と良い関係を築いて来たことが契約に結び付いたと実感しています。お客様の状況、ご要望、体制、予算など様々な情報をいかに引き出していくかが大切になると思います。また、窓口ご担当者さまやキーマンの方の気持ちやお考えを常に把握しておくことも重要だと思います。
CHAPTAR 02
お客さまと打ち合わせを重ね、業務の課題を把握し、お客様の要望や目的などを明確にします。
プロジェクト完了までに必要な期間を算出したうえで、お客様の要求をどのように実現するかを決定します。このとき、お客様の業務の流れやしくみを把握・分析し、システム化する要件や課題を整理して要件定義書を作成します。
M.J
(プロジェクト責任者)
プロジェクトが始動し、PMとお客様先へヒアリングに伺ったり、定例会等の会議に責任者として参加しました。
PMからの報告をもらい、大きな課題もなく確実に要件を固めていけていることを確認できました。
当社の体制については、お客様の反応やご担当者様との直接の会話の中にも不安な要素は無く、PMを中心としたプロジェクトチームの体制に自信を持つことが出来ました。
T.T
(プロジェクトマネージャー)
PMとしてプロジェクトの作業内容の把握、現状のリスクや問題点を分析し、お客様と作業範囲を明確化するために打ち合わせを行いました。決定した内容を基に要件定義書を作成し、費用や開発期間を算出しました。
CHAPTAR 03
プロジェクトマネージャー中心に全体の設計を行い、システムの機能・構成などの基本的な仕様を明確にします。
お客様と認識のずれがないか一緒に確認し、要件を確定します。
それを基にチームメンバーと打ち合わせを行い、それぞれの役割を決めスケジュールを立てていきます。その後、各担当者が要件を満たすためにどのように実現していくか細かく設計していきます。
T.T
(プロジェクトマネージャー)
スケジュールを含む全体管理、プロジェクトメンバーの選定・作業内容の振り分けなどを行い、社内キックオフを開催。またシステム更新の作業内容の方向性を決定し、各メンバーに作業指示を行いました。
M.T
(プロジェクトリーダー)
インフラ側の設計を担当し、システムチームにも関わる部分は入念に打合せをしました。また、移行設計においては、切替作業による利用者への影響度合いを意識して設計を進めました。
N.K
(プロジェクトリーダー)
システム側の設計を担当しました。お客様の業務内容や現行システムの構成、要件などを正確に把握するため、プロジェクトマネージャーやお客様と打ち合わせを行い、詳細設計書を作成しました。
CHAPTAR 04
設計書をもとに開発チームは機能を実装・テストを行いシステムを作っていきます。インフラチームはサーバが安定稼働できるように構築を行っていきます。
Y.N
(システム開発・導入担当)
サーバーもすべて刷新されるため、システムを動作させるために必要となるサーバーの設定やデータベースの構築などを担当しました。現在稼働しているサーバーをインフラチームと調査し、現行の情報を細かく把握することで新サーバー上でシステムが正常稼働するよう尽力しました。
U.K
(ネットワーク・インフラ担当)
お客様がどのように運用されているかをヒアリングし、稼働後の運用に支障が無いように意識して構築しました。既存システムから使用感が大きく変わる部分は特に意識し、お客様へ滞りなく説明できるように準備しました。また、障害発生時のシナリオに沿ったテストを実施することで、想定される障害への対策や復旧作業が問題なく機能することを確認しました。
T.A
(システム開発・導入担当)
詳細設計書を確認し、仕様を把握・確認したのち実際にプログラミングを行いました。仕様について不明確な部分があった場合は、PLもしくはお客様に確認しました。できあがったものは仕様通り動作するか確認し、不具合があれば修正します。
CHAPTAR 05
構築したシステムが設計通りに問題なく動作をするかをチェックし、問題があれば修正します。今回のプロジェクトではお客様先でテスト環境を用意し、実際の業務に近い形でお客様と共にシステムの動作確認をすることで、認識の乖離がないか、負荷・セキュリティ・操作性・他システムとの連携に問題がないかの最終チェックを行います。
N.K
(プロジェクトリーダー)
テスト作業者から報告があった内容を調査・確認します。問題があった場合、対応が必要かどうかお客様と一緒に検討し、どのように解決するかを決定し、担当者へ作業依頼を行いました。
T.A
(システム開発・導入担当)
お客様と話し合いながら、テスト仕様書の作成を行いました。作成したテスト仕様書をもとに、プロジェクトメンバーやお客様と一緒にシステムが問題なく動作するか細かくテストを行い、疑問点や問題があった場合は、PLに状況を報告します。また、作業進捗や課題などを細かくPLに報告し、情報共有につとめました。
CHAPTAR 06
本番切替え作業前に、プロジェクトメンバーとお客様で打ち合わせを行い、旧システムからの切替作業をスムーズに行えるよう入念に準備します。本番当日は移行手順書通りに、新サーバーや新システムの入替作業、データ移行などを行い、正常に動作するか確認していきます。
M.T
(プロジェクトリーダー)
当日の作業スケジュールや手順など慎重に検討し、移行手順書を作成しました。お客様やシステムチームとも何度も打ち合わせを重ね、問題なく実行できるか検証しました。また、本番当日は各種サーバの切替及び動作確認を実施しました。
N.K
(プロジェクトリーダー)
当日までにプロジェクトメンバーと打ち合わせを行いながら移行計画を作成しました。それをもとにテスト環境でのリハーサルを行い、システムの動作・他システムとの連携、移行データなど、正常動作するか事前に確認しました。本番当日は緊張感を感じながら、タイムスケジュール通りに作業が実施出来ているかを都度確認し、問題が発生した場合は迅速に情報共有をし、対応策を検討しました。切替作業が全て終わった後の達成感は忘れられません。
CHAPTAR 07
本番稼働後は、システムの運用・監視を行います。また、お客さまからの問い合わせに対応したり、問題発生時は調査や改修を行います。
必要に応じてシステムの機能追加を行ったり、他のシステムの改修依頼などへ話が進むこともあります。
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